学校のコンピュータ設置台数

 日本の公立学校を対象に調査されたコンピュータ設置台数の経年グラフです。現在,目標台数(推計4,883,617台)に対して2,854,622台で58.8%という達成程度です。
 このような現状に加え,教員が授業用に使うためのコンピュータが想定されていない(普通教室常備は教員用として使えるか議論の余地がある)というのが現実です。これで教員にICT機器の活用に長けるよう期待するのは酷かも知れません。

学校のコンピュータ設置台数

※目標台数は,小中高各校パソコン教室42台(特別支援学校8台)+各普通教室常備2台+普通教室用可動式コンピュータ40台+特別教室6台+教員1人校務用1台を条件として平成25年3月時点のデータで算出しました。もしも,児童生徒1人1台の条件で計算すれば,より多くの台数が必要であることになります。
 (文部科学省「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」結果を利用)