iOSデバイスの管理方法

あちこちiPadを導入している学校にお邪魔するようになったのですが、iPad(iOSデバイス)の管理の方法は各校各様です。

10台程度のiOSデバイスを導入したものの、管理するためのパソコンは従来から学校にあるWindowsパソコンにiTunesを入れたものを利用する場合が多いようですが、その他、ハブ機能を持ったラックを導入してパソコンと同期するような管理をしているところもあります。あるいは、学校側で管理するのは難しいので、完全に個別の利用者に任せる形をとっているところもあります。

企業組織では端末を管理する前提のところが多いので、そのような管理機能の要求が多いのですが、iOS7になってその対応が格段に進んだとされています。そうでなくともMDMという仕組みを使って管理をする方法は従来までもありました。

その方法の中には、無線を使って遠隔で管理する方法もあり、ケーブルにつないで順にセットアップしたり変更をかけたりする手間を省くこともできるのですが、学校でそのような方法を使っている事例はまだ見たことがありません。

これを実現するには少なくともMac OS X Server(最新バージョンはMavericks Server)を導入し利用する必要がありますが、こちらは数千円でMac App Storeから購入できるので、条件整備の敷居は低いはずです。問題は、ユーザー設定だったり、そもそもこの方法に関する情報が少なかったりでノウハウも溜まらないことです。

なので、近いうちにMavericks Serverを導入する予定なので、iOSデバイスを管理する方法について挑戦しながらご報告しようと思っています。