保育・子育て関連

平成27年度厚生労働省補正予算案の概要」PDF(厚生労働省)
○保育人材確保のための取組の推進 714億円
保育士の業務負担軽減のための保育補助者の雇上費についての貸付や、事務の省力化のための保育所のICT化を支援することにより、勤務環境の改善を図るとともに、資格取得のための修学資金貸付の強化や潜在保育士の再就職時の就職準備金等について貸付を行う(貸付については、一定の条件を満たした場合に返還免除)。
また、保育士の人件費について、国家公務員の給与改定に準じた内容を公定価格に反映することにより、保育士等の待遇改善を図る(内閣府予算に計上)。

○放課後児童クラブにおける勤務環境の改善 7.9億円
放課後児童クラブが、放課後児童支援員等の事務負担の軽減のためにパソコン等を購入する際にその費用について支援する。
平成27年度補正予算(保育対策関係)の概要」(内閣府)
保育所等におけるICT化推進等について
保育所等における業務効率化推進事業(平成27年度補正予算(案):148.1億円)
保育所等における保育士の業務負担軽減を図るため、負担となっている書類作成業務について、ICT化推進のための保育システム(指導計画やシフト表の作成等)の購入に必要な費用を支援する。
また、保育所等における事故防止や事故後の検証のためのカメラの設置に必要な費用を支援する。
【実施主体】市町村
【補助率】国3/4 地方1/4
【補助単価】
・ICT化推進:システム購入費最高100万円(1か所当たり)
・カメラ設置:最高10万円(1か所当たり)
平成28年度保育対策関係予算(案)の概要」(厚生労働省)
厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課
1待機児童解消等の推進に向けた取組
2保育の量拡大を支える保育士の確保

1.保育の量拡大を支える保育士の確保
①保育士確保対策
②保育士資格取得と継続雇用の支援
・若手保育士や保育事業者への巡回支援事業【新規】
公立保育所のOB・OGやソーシャルワークの専門職等を活用し、保育所等に勤務する経験年数の短い保育士に対し、保育現場におけるスキルアップや保護者対応等、当該保育士へ助言指導を行うため、保育所等への巡回支援を行う。
また、保育所等におけるICT化の推進、保育士の業務負担軽減及び保育所等の事業運営の高度化を図るための保育事業者に対する助言指導、保育事故防止や保育の質確保に関する助言指導等を行うため、保育所等への巡回相談を行う。

3事業所内保育など企業主導の保育所の整備・運営等の推進
4子ども・子育て支援新制度の実施(一部社会保障の充実)
5認可外保育施設への支援
6その他の保育の推進
平成28年度予算案における子ども・子育て支援新制度の状況について」(内閣府/厚生労働省/文部科学省)
平成28年度厚生労働省補正第二次予算案の概要」PDF(厚生労働省)
放課後児童クラブにおけるICT化の推進 60百万円
放課後児童クラブにおける子どもの来所・帰宅の状況等をICカードにより把握するシステムの構築に要する費用について、補助を行う。
※別途、放課後児童クラブの平成31年末までの追加的な受け皿整備を平成30年度末に前倒すため、放課後児童クラブの施設整備補助の補助率嵩上げを行う。(制度改正)【内閣府計上】

諸外国の教育情報化

資料
H27「教育分野における先進的なICT利活用方策に関する調査研究」PDF(総務省/富士通総研)
H26「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」(文部科学省)
H26「「ICTを活用した課題解決型教育の推進事業(諸外国における教育の情報化に関する調査研究)」報告書」(文部科学省/大日本印刷)
H22「諸外国教育分野における情報化実態調査概要」PDF(総務省/みずほ情報総研)
H19「海外実地調査結果(地域・学校の特色を活かしたICT環境活用先進事例に関する調査研究)」(日本教育工学振興会)
報告
H26「海外ICT事情(1/2) アフリカICT事情編」(原秀一)
H26「海外ICT事情(2/2) – ICT教育の変化編」(原秀一)
記事
H26「「諸外国の情報モラル教育」テーマにパネル討論」(教育家庭新聞)
H26「世界のICT教育の勢いを感じた“Bett Show 2016”」(ClassWriterブログ)

PISA2015関連

OECD PISA http://www.oecd.org/pisa/
PISA2015調査結果 (Volume I) 教育における習熟度と公平性 (OECD)
生きるための知識と技能6 OECD生徒の学習到達度調査(PISA)』 (明石書店)
PISA2015年調査 評価の枠組み』 (明石書店)
国立政策研究所 OECD生徒の学習到達度調査(PISA) http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/
文部科学省 OECD生徒の学習到達度調査(PISA)の調査結果 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/sonota/detail/1344310.htm
文部科学省 国際学力調査 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/sonota/07032813.htm
OECD PISA2015の【ICT親和性項目】の分析・考察(1/ 2/ 3/ 4/ 5/ 6/ 7/ 8) (i-learn.jp)
OECDによる学習到達度調査(PISA)のデータを触って感じたこと
日本の子供は賢いがコンピューターが使えない (ASCII.jp)
日本の子供は賢いがコンピューターが使えない(続)
OECD、PISAの結果をみると日本はもはや“オタク”ですらない (ASCII.jp)
OECDによる学習到達度調査(PISA)2015の結果やいかに? (官庁エコノミストのブログ)
PISA 2015データを読む(未完) https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/stat/pisa2015.html
RでPISA2015RでPISA2015〈その2〉RでPISA2015〈グラフ〉

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【ICT活用調査】日本語質問文
ここからは、携帯電話、デスクトップ・コンピュータ、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ゲーム機、インターネットに接続しているテレビなど、様々なIT機器(デジタルメディア、デジタル機器)の利用状況についてお聞きします。
IC001 自宅にある機器
問1 次のもののうち、自宅であなたが利用できる機器はありますか。(1)〜(11)のそれぞれについて、あてはまるものを一つ選んでください。
Are any of these devices available for you to use at home?

IC001Q01TA (1)デスクトップ・コンピュータ
IC001Q02TA (2)ノートパソコン
IC001Q03TA (3)タブレット型コンピュータ(iPadなど)
IC001Q04TA (4)インターネット接続
IC001Q05TA (5)ビデオゲーム機(Sonyのプレイステーションなど)
IC001Q06TA (6)携帯電話(インターネット接続無し)
IC001Q07TA (7)携帯電話(インターネット接続有り)
IC001Q08TA (8)携帯音楽プレーヤー(MP3/MP4プレーヤー、iPodなど)
IC001Q09TA (9)プリンター
IC001Q10TA (10)USB(メモリ)スティック
IC001Q11TA (11)電子ブックリーダー(アマゾン・キンドルなど)
IC009 学校にある機器
問2 次のもののうち、学校であなたが利用できる機器はありますか。(1)〜(10)のそれぞれについて、あてはまるものを一つ選んで下さい。
Are any of these devices available for you to use at school?

IC009Q01TA (1)デスクトップ・コンピュータ
IC009Q02TA (2)ノートパソコン
IC009Q03TA (3)タブレット型コンピュータ(iPadなど)
IC009Q05NA (4)インターネットに接続している学校のコンピュータ
IC009Q06NA (5)無線LANを介したインターネット接続
IC009Q07NA (6)自分の文書を保存するフォルダーなど、学校に関係するデータのための保存領域
IC009Q08TA (7)USB(メモリ)スティック
IC009Q09TA (8)電子ブックリーダー(アマゾン・キンドルなど)
IC009Q10NA (9)プレゼンテーションなどに使うプロジェクター
IC009Q11NA (10)スマートボードなどの電子黒板
選択肢(IC001/IC009)
"1""2""3"
"はい、使っています""はい、でも使っていません""いいえ"
IC002 デジタル機器開始年齢
問3 初めてIT機器(デジタル機器)を使ったのは何才のときですか。あてはまるものを一つ選んで下さい。
How old were you when you first used a digital device?
(ここでIT機器(デジタル機器)とは、携帯電話、デスクトップ・コンピュータ、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ゲーム機、インターネットに接続しているテレビなど様々なものを指します。)

IC002Q01NA
6才以下
7〜9才
10〜12才
13才以上
これまで使ったことがなかった
IC003 コンピュータ開始年齢
問4 初めてデスクトップ・コンピュータ、ノートパソコン、タブレット型コンピュータのいずれかを使ったのは何才のときですか。あてはまるものを一つ選んでください。
How old were you when you first used a computer?

IC003Q01TA
6才以下
7〜9才
10〜12才
13才以上
コンピュータを使ったことはない
IC004 インターネット開始年齢
問5 初めてインターネットを利用したのは何才のときですか(携帯電話での利用も含む)。あてはまるものを一つ選んでください。
How old were you when you first accessed the Internet?

IC004Q01TA
6才以下
7〜9才
10〜12才
13才以上
インターネットを利用したことはない
IC005 学校でのネット利用時間
問6 学校のある日に、学校でインターネットをどのくらい利用しますか。あてはまるものを一つ選んでください。
During a typical weekday, for how long do you use the Internet at school?

IC005Q01TA
利用しない
1日に1〜30分
1日に31〜60分
1日に1時間より長く2時間まで
1日に2時間より長く4時間まで
1日に4時間より長く6時間まで
1日に6時間より長い
IC006 学外でのネット利用時間
問7 学校のある日に、学校以外の場所でインターネットをどのくらい利用しますか(携帯電話での利用も含む)。あてはまるものを一つ選んでください。
During a typical weekday, for how long do you use the Internet outside of school?

IC006Q01TA
利用しない
1日に1〜30分
1日に31〜60分
1日に1時間より長く2時間まで
1日に2時間より長く4時間まで
1日に4時間より長く6時間まで
1日に6時間より長い
IC007 休日のネット利用時間
問8 休みの日に、学校以外の場所でインターネットをどのくらい利用しますか(携帯電話での利用も含む)。あてはまるものを一つ選んでください。
On a typical weekend day, for how long do you use the Internet outside of school?

IC007Q01TA
利用しない
1日に1〜30分
1日に31〜60分
1日に1時間より長く2時間まで
1日に2時間より長く4時間まで
1日に4時間より長く6時間まで
1日に6時間より長い
IC008 学校でのコンピュータ利用
問9 あなたは、次のことをするために学校以外の場所でIT機器(デジタル機器)をどのくらい利用していますか(携帯電話での利用も含む)。(1)〜(12)のそれぞれについて、あてはまるものを一つ選んでください。
How often do you use digital devices for the following activities outside of school?

IC008Q01TA (1)1人用ゲームで遊ぶ
IC008Q02TA (2)多人数オンラインゲームで遊ぶ
IC008Q03TA (3)Eメールを使う
IC008Q04TA (4)ネット上でチャットをする(例:LINE)
IC008Q05TA (5)SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に参加する(例:Facebook、mixi)
IC008Q07NA (6)SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を介したオンラインゲームで遊ぶ
IC008Q08TA (7)インターネットを見て楽しむ(例:YouTubeなどのサイトで動画をみる)
IC008Q09TA (8)インターネットでニュースを読む(例:時事問題など)
IC008Q10TA (9)インターネットで実用的な情報を調べる(例:地図、場所、イベントの日程など)
IC008Q11TA (10)インターネットで音楽や映画、ゲーム、ソフトをダウンロードする
IC008Q12TA (11)自分で作ったコンテンツを共有するためにアップロードする(音楽、詩、ビデオ、コンピュータ・プログラムなど)
IC008Q13NA (12)携帯電話やモバイル機器に新しいアプリをダウンロードする
IC010 学習のためのIT機器
問10 あなたは、次のことをするために学校以外の場所でIT機器(デジタル機器)をどのくらい利用していますか(携帯電話での利用も含む)。(1)〜(12)のそれぞれについて、あてはまるものを一つ選んで下さい。
How often do you use digital devices for the following activities outside of school?

IC010Q01TA (1)学校の勉強のために、インターネット上のサイトを見る(例:作文や発表の準備)
IC010Q02NA (2)関連資料を見つけるために、授業の後にインターネットを閲覧する
IC010Q03TA (3)Eメールを使って学校の勉強について、ほかの生徒と連絡をとる
IC010Q04TA (4)Eメールを使って先生と連絡をとり、宿題やその他の課題を提出する
IC010Q05NA (5)学校の課題について他の生徒と連絡をとるために、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用する(例:Facebook)
IC010Q06NA (6)先生と連絡をとるために、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用する(例:Facebook)
IC010Q07TA (7)学校のウェブサイトから資料をダウンロードしたり、アップロードしたり、ブラウザを使ったりする(例:時間割や授業で使う教材)
IC010Q08TA (8)校内のウェブサイトを見て、学校からのお知らせを確認する(例:先生の欠席)
IC010Q09NA (9)コンピュータを使って宿題をする
IC010Q10NA (10)携帯電話やモバイル機器を使って宿題をする
IC010Q11NA (11)携帯電話やモバイル機器で学習アプリをダウンロードする
IC010Q12NA (12)携帯電話やモバイル機器で理科の学習アプリをダウンロードする
IC011 学校でのIT機器利用
問11 あなたは、次のことをするために学校でIT機器(デジタル機器)をどのくらい利用していますか(携帯電話での利用も含む)。(1)〜(9)のそれぞれについて、あてはまるものを一つ選んで下さい。
How often do you use digital devices for the following activities at school?

IC011Q01TA (1)学校でインターネットのチャットをする
IC011Q02TA (2)学校でEメールを使う
IC011Q03TA (3)学校の勉強のためにインターネットを見る
IC011Q04TA (4)校内のウェブサイトを見たり、そこからファイルやプログラムをダウンロードやアップロードする(例:イントラネット)
IC011Q05TA (5)学校のウェブサイトに課題を提出する
IC011Q06TA (6)シミュレーションゲームで遊ぶ
IC011Q07TA (7)外国語や数学などのドリルや勉強をする
IC011Q08TA (8)学校のコンピュータで宿題をする
IC011Q09TA (9)ほかの生徒と共同作業をするために、コンピュータを使う
選択肢(IC008/IC010/IC011)
"1""2""3""4""5"
"まったくか、ほとんどない""月に1〜2回""週に1〜2回""ほぼ毎日""毎日"
IC013 ICTへの関心
問12 IT機器(デジタルメディア、デジタル機器)を使った経験について、次のことはあなたにどのくらいあてはまりますか。(1)〜(6)のそれぞれについて、あてはまるものを一つ選んでください。
Thinking about your experience with digital media and digital devices: to what extent do you disagree or agree with the following statements?
(ここでIT機器(デジタル機器)とは、携帯電話、デスクトップ・コンピュータ、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ゲーム機、インターネットに接続しているテレビなど様々なものを指します。)

IC013Q01NA (1)時間をたつのも忘れてIT機器を使う
IC013Q04NA (2)インターネットは、ニュースやスポーツ、辞典など私が興味のある情報を得る上で、優れた情報源である
IC013Q05NA (3)インターネット上のソーシャルネットワークはとても役立つ
IC013Q11NA (4)新しいIT機器やアプリケーションを見つけると興奮する
IC013Q12NA (5)インターネットに接続できないと気分が悪い
IC013Q13NA (6)IT機器を使うのが好きだ
IC014 ICT能力の自己評価
問13 IT機器(デジタルメディア、デジタル機器)を使った経験について、次のことはあなたにどのくらいあてはまりますか。(1)〜(5)のそれぞれについて、あてはまるものを一つ選んでください。
Thinking about your experience with digital media and digital devices: to what extent do you disagree or agree with the following statements?
(ここでIT機器(デジタル機器)とは、携帯電話、デスクトップ・コンピュータ、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ゲーム機、インターネットに接続しているテレビなど様々なものを指します。)

IC014Q03NA (1)めずらしいIT機器を使うのは気分が良い
IC014Q04NA (2)友達や家族・親戚が新しいIT機器やアプリケーションを購入する際に、アドバイスをすることができる
IC014Q06NA (3)家でIT機器を使っていると気分が良い
IC014Q08NA (4)IT機器に何か問題が起こっても、それを解決できると思う
IC014Q09NA (5)友達や家族・親戚のIT機器に何か問題があれば、彼らを助けることができる
IC015 ICTへの態度
問14 IT機器(デジタルメディア、デジタル機器)を使った経験について、次のことはあなたにどのくらいあてはまりますか。(1)〜(5)のそれぞれについて、あてはまるものを一つ選んでください。
Thinking about your experience with digital media and digital devices: to what extent do you disagree or agree with the following statements?

IC015Q02NA (1)新しいソフトウェアが必要になると、自分でインストールする
IC015Q03NA (2)IT機器に関する情報は、他の人に頼らないで自分で読む
IC015Q05NA (3)IT機器は自分が使いたいから使う
IC015Q07NA (4)IT機器に問題があれば、自分の力で解決しようとする
IC015Q09NA (5)新しいアプリケーションが欲しいときは、自分で選んでいる
IC016 ICTと友人
問15 IT機器(デジタルメディア、デジタル機器)を使った経験について、次のことはあなたにどのくらいあてはまりますか。(1)〜(5)のそれぞれについて、あてはまるものを一つ選んでください。
Thinking about your experience with digital media and digital devices: to what extent do you disagree or agree with the following statements?

IC016Q01NA (1)IT機器について何か新しいことを学ぶために、友達とそれらについて話をするのが好きだ
IC016Q02NA (2)IT機器の問題を解決するために、インターネットで他の人と意見や情報を交換するのが好きだ
IC016Q04NA (3)友達と集まってコンピュータやビデオゲームで遊ぶのが好きだ
IC016Q05NA (4)IT機器に関する情報を友達と話し合うのが好きだ
IC016Q07NA (5)友達や家族・親戚と話をするとデジタルメディアについて多くのことが学べる
選択肢(IC013/IC014/IC015/IC016)
"1""2""3""4"
"まったくその通りでない""その通りでない""その通りだ""まったくその通りだ"

以上、『PISA2015年調査 評価の枠組み』 (明石書店)より

プログラミング教育

Scratch https://scratch.mit.edu
Hour of Code https://code.org
みんなのコード http://hourofcode.jp

デジタル教科書

「教育の情報化ビジョン」の公表について」(文部科学省)
「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議(文部科学省)
20161216 「「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議 最終まとめ」(文部科学省)
デジタル教科書プラットフォーム(ICTのある学び)
東京書籍 デジタル教科書 総合サポートサイト
CoNETS (大日本図書/実教出版/開隆堂/三省堂/教育芸術者/光村図書/帝国書院/大修館書店/啓林館/山川出版/数研出版/日本文教出版/第一学習社/日立製作所)

デジタル教科書学会 http://js-dt.jp
デジタル教科書教材協議会 http://ditt.jp

諸外国の学校の権限(抜粋)

文部科学省『諸外国の教育行財政 ―7か国と日本の比較―』(ジアース教育新社2014)
http://www.kyoikushinsha.co.jp/book/0246/

16-17頁表中「初等中等学校の管理運営」内「学校の権限」
(予算に関係する部分のみ)
【アメリカ合衆国】
・一般公立学校:教育課程や教職員人事,予算の編成・執行に関する権限は,通常,極めて限定されている。
・SBMやチャータースクール:通常,予算運用,教職員人事,教育課程について各学校が大きな裁量を与えられている
【イギリス】
・学校予算の策定,運用
【フランス】
・中等学校は,学校予算の一部について裁量を持つ
【ドイツ】
・学校予算の編成,人事についても部分的な関与が可能
【フィンランド】
・学校予算の運用について一定の裁量を持つ
【中国】
関係記述なし
【韓国】
関係記述なし
【日本】
関係記述なし

18-19頁表中「初等中等教育の財源」内「学校の予算運用上の権限」
【アメリカ合衆国】
・予算規模の決定や運用は基本的に学区の権限で学校の裁量は極めて限られている
【イギリス】
・地方当局が算定式に基づいて各学校の予算額を決定するが,予算の運用は学校の裁量
【フランス】
・初等学校は予算に関する権限を持たない
・中等学校は一部の予算について裁量が与えられている
【ドイツ】
・学校予算は多くの場合,地方が決定
・一部の予算の運用については,校長に裁量が与えられている
【フィンランド】
・学校予算の額については,地方当局が児童・生徒数を基に各種の指標によりウェイト付けして算出
・配分された予算の運用は,各学校(校長)の権限であるが,裁量は自治体によって異なる
【中国】
・各学校が予算編成し,主管政府の承認を得る。給与等の諸基準により使途は限定
【韓国】
・学校予算については,教育庁が学級数や児童・生徒数を基準に算定し,配分(教職員の人件費を除く)
・各学校は,教職員の人件費を除く学校運営及び学校施設・設備にかかる経費を編成・執行
【日本】
・学校予算については,学校の設置者が決定・執行
・日常的な経費の執行は,多くの場合,校長に委任

(※18-19頁表中,韓国の欄で「人権費」となっている版があるが,「人件費」の誤植であると考え訂正したこと付記する。)

教育と情報関連会議

会議名 組織
1950 社会教育審議会 文部省
1952 経済審議会 内閣
1966 理科教育及び産業教育審議会 文部省
1967 産業構造審議会 情報産業部会 通産省
1984 臨時教育審議会 内閣
1985 情報化社会に対応する初等中等教育の在り方に関する調査協力者会議 文部省
1988 文教施設のインテリジェント化に関する調査研究協力者会議 文部省
1988 教育情報通信システム調査研究会 郵政省
1995 知的活動のネットワーキングに関する研究会 郵政省
1995 マルチメディアを活用した21世紀の高等教育の在り方に関する懇談会 文部省
1996 教育課程審議会(1996~1998) 文部省
1996 情報化の進展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究協力者会議 文部省
1997 大学審議会 マルチメディア教育部会 文部省
1997 教育分野におけるインターネットの活用促進に関する懇談会 郵政省/文部省
2000 教育の情報化における評価・助言会議 文部省
2000 教育情報ナショナルセンター機能の整備に関する研究開発委員会 文部省
2001 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(旧 情報通信技術戦略本部 首相官邸
2002 初等中等教育におけるITの活用の推進に関する検討会議 文部科学省
2004 初等中等教育における教育の情報化に関する検討会 文部科学省
2005 教育・学習情報の発信・提供の在り方に関する検討会 文部科学省
2006 教員のICT活用指導力の基準の具体化・明確化に関する検討会 文部科学省
2006 ICT分野の研究開発人材育成に関する研究会 総務省
2007 高度ICT人材育成に関する研究会 総務省
2007 学校のICT化のサポート体制の在り方に関する検討会 文部科学省
2008 拡大教科書普及推進会議 文部科学省
2008 「教育の情報化に関する手引」作成検討会 文部科学省
2009 「スクール・ニューディール」推進会議 文部科学省
2010 「教育の情報化に関する手引」作成検討会(高等学校) 文部科学省
2010 学校教育の情報化に関する懇談会 文部科学省
2010 ICTを利活用した協働教育推進のための研究会 総務省
2011 フューチャースクール推進研究会 総務省
2011 学びのイノベーション推進協議会 文部科学省
2011 ICTを活用した先導的な教育の実証研究に関する協議会 総務省/文部科学省
2012 情報活用能力調査に関する協力者会議 文部科学省
2014 ICTを活用した教育の推進に関する懇談会 文部科学省
2014 ICTドリームスクール懇談会 総務省
2014 教育再生実行会議分科会 第1分科会 首相官邸
2014 先導的な教育体制構築事業推進協議会 文部科学省
2015 「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議 文部科学省
2015 教育課程部会 情報ワーキンググループ 文部科学省
2016 2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会 文部科学省
2016 小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成とプログラミング教育に関する有識者会議 文部科学省
2016 教育クラウド・プラットフォーム協議会 総務省
2016 プログラミング教育事業推進会議 総務省
2016 教育情報セキュリティ対策推進チーム委員 文部科学省
2016 学校におけるICT環境整備の在り方に関する有識者会議 文部科学省

教育と情報関連会議構成員一覧

学校教育用の新しいApple ID

 米国時間2016年1月11日にAppleがiOS 9.3 betaに関する情報を公開しました。

 その中には「Education Preview」と銘打たれて,新たに搭載・提供される教育機関向けの機能に関する情報も独立したWebページで情報公開されていました。

 「最も優れた教室の体験が、さらに進化しようとしています。」という前振りがあって,「Shared iPad(共有iPad)」「クラスルームアプリケーション」「Apple School Manager」「Managed Apple ID(管理対象 Apple ID)」という4つの大きな機能紹介がされています。(公式日本語ページも公開されています)

 今回の大きな特徴は「管理対象 Apple ID」というアカウントの新しい種類が用意され,そのためのシステム「Apple School マネージャ」が提供されることです。

 iPad等のAppleデバイスは学校で利用されることも少なくありませんが,Apple ID(アカウント)をどう扱うかはいつも問題でした。基本的にAppleデバイスは組織利用に向かないと考えられていたのも,デバイスがApple IDに紐付けられていて,そのApple IDは基本的に個人が取得するものと考えられていたからです。

 文房具が個々人のものであるという考え方からすれば,個人のアカウントにデバイスを紐付けて学習利用する方法は自然なものです。高等学校で一人一台水準の端末利用をしている事例などは,この考え方を徹底することで生徒個人が端末を購入して学習活動に利用することを推進しています。

 しかし,公立の小中学校では,学校側(自治体の教育委員会)が端末整備を行なう発想が根強くあるため,学校の教具としての端末という性格が自ずと強くなります。市町村教育委員会によっては一人に一台の端末を貸与する手厚い整備を行なえるところもありますが,ほとんどの場合はパソコン教室の端末を置き換える規模の台数しか導入できず,理科の実験道具や音楽の楽器のごとく共用することになります。

 実験道具や楽器なら問題にならないが,情報端末だと問題になるのが,個人アカウントへの紐付けという問題です。

 別の言い方をすれば「ログイン」「ログアウト」するあれのことですが,パソコンの場合,アカウントを切り替えるという方法で複数の利用者が端末を共有できたことが,従来のiPadの場合,アカウントを切り替えるという考え方がなく,機器が一人の個人アカウントに強く紐付けられていたことが問題を難しくしていたのでした。

 というわけで,iOS9.3では新しく「共有iPad」という機能が用意され,複数の利用者がアカウントを切り替えることでiPadを共用できるようになると発表されたわけです。

 iPadが共有しやすくなるのは朗報としても,まだ心配事は残っています。

 個人アカウントそのものの扱いをどうするのか。端末整備の云々以上に,こちらの問題の方が重要です。

 アカウント(account)とは,言ってみれば「会員資格」のようなもので,登録することによって端末やサービスを利用する資格や権利を確保している状態のことです。たとえば電子メールサービスを使うよう登録して資格を得ているなら「メールアカウント」を持っているということになり,その分かりやすい目印が「メールアドレス」ということになります。

 私たちは様々なサービスに登録してアカウントを持っていますし,個々人には登録番号のような識別記号(ID等)が割り振られ,資格や権利を保護するためにパスワードを用いていることも周知の事実です。「ログイン」するという言葉は,そのサービスを利用するため自分のIDとパスワードを入れて利用資格を証明することです。

 メールサービスから想像していただければ分かるように,私たちは個人の情報を情報機器やネットワーク上に預けています。シビアな個人情報のことはさて置いても,普段の学習活動でやりとりしている書き込みやワークシート等の成果物もアカウントがあって保管しているのです。

 そこで問題は「誰のアカウント」を利用するのかということです。

 パソコン教室の端末から校内ファイルサーバにファイルを保存するといった作業のときでさえ,そこにアカウントとログインが介在していました。手間がかからないように自動ログインになっていたかも知れませんし,場合によっては学年と組と番号を入力してログインしていたのかも知れません。そのときのアカウントは,さて「誰のアカウント」だったのでしょうか。

 ざっと考えてみても,「共用アカウント」を用意して個人ではなく端末にあらかじめ割り振っていたものを使ったり,「識別アカウント」として学年と組と番号を組み合わせたものを使ったり,「個人アカウント」として一意的な通し番号やアドレスを用意するといったものがあり得ます。

 そもそもApple IDは「個人アカウント」を想定しており,それも非常にパーソナルな利用を前提としています。仕事や学業に使えなくもないが,それだとプライベートとごちゃまぜになります。あくまでも私用個人アカウント前提です。一方,従来の学校で利用していたものや想定していたのは「共用アカウント」か「識別アカウント」がほとんどです。私学や大学になると,学校や大学側が特別に発行した「学業用個人アカウント」が用意されることもありますが,そのためには「学業用個人アカウント」を発行して管理するだけの仕組みを導入する必要があります。

 iPad等のAppleデバイスが,きわめてパーソナルな利用を想定したApple ID(私用個人アカウント)に紐付くように設計されているということを思い出していただくと,基本が「共用アカウント」「識別アカウント」という学校にとって,Appleデバイスを学校の備品として扱うのは結構難しいということがお分かりいただけると思います。

 ここまでくれば私用Apple IDに対して,学業用Apple IDというものがあれば良いのではないかと考えるのは自然で,Apple IDは無料で登録できてしまうのだから従来の方法で別途学業用を作っている例もあります。2つのアカウントを使い分けるのは,私たちが私用メールアドレスと仕事用メールアドレスを使い分ける場合と同じです。

 ただ,Apple IDは一般消費者を対象としたアカウントでもあるため,登録自体が年齢や責任能力という壁に阻まれていましたし,仮に生徒たちが個々に取得したApple IDがあっても,いざ授業で使う際にはバラバラなアカウントを束ねる方法を常に考えなければならない手間もあります。アカウントに問題が発生しても,学校の管理下にないため何もできないということもあり得ます。

 さきほど,私学や大学のいくつかは独自に「学業用個人アカウント」を発行していると書きました。ならばそれをApple IDでもできるようにすればよいのではないか。

 そのためにはアカウントを発行して管理する仕組みを導入する必要があるとも書きましたが,今回 iOS9.3と共に提供される「Apple School マネージャ」がまさにその仕組みとなり,学業用個人アカウントが「管理対象 Apple ID」ということになります(日本語の名称がこうなるかはまだ分かりません)。

 まずは教育委員会や学校単位でApple School マネージャの利用を申請します。申請が認められれば基本情報がシステムに登録されるので,申請者は学区や学校単位で管理者を設定できます。各学校の管理者が画面を操作して生徒用や先生用の管理対象 Apple IDを自由に発行・管理できるようになるというわけです。

 管理対象Apple IDを「共用アカウント」として使うか,「識別アカウント」として利用するか,「学業用個人アカウント」として扱うかは,教育委員会や学校の管理者となった人が自由に設定できますから,方針次第ということになります。

 いままで一つの私用Apple IDでしか扱えなかったiPadに,学業用Apple IDの発行・管理の仕組みとアカウント切り替えができる共有iPadの仕組みがもたらされることによって,いくつかの学校にとってiPadがより現実的な選択肢になることが今回の大きな注目点です。

 もっともiPadというデバイスから眺めれば管理対象Apple IDの登場はニュースですが,こうした学業用アカウントはすでにいくつか存在しています。

 Google社のGoogle for Educationや,Microsoft社のOffice 365 Educationなどのサービスは,学業用アカウントの仕組みを提供して,様々なサービスが利用できるようになっています。

 予定されているiOS 9.3の教育向け新機能とサービスで,アップル社もようやくそこに並べそうだということです。

 今後の学校では,こうした学業用アカウントを利用するということが当たり前になっていきます。場合によっては,複数の会社のアカウントを併用することも常態化していくでしょう。

 各社のサービスについて知っておくことは,ますます重要になってくると思います。


Appleと教育
Google for Education: 教師と生徒のためのソリューション
教育機関向けの Office

教育情報化実態等調査の経年グラフ02


【上】https://docs.google.com/spreadsheets/d/1t-PAZ5Ijit2bSzaxbkQcnJ2xPryKsr9gjSZT9wlF9UU/pubchart?oid=1510391703&format=interactive
【下】https://docs.google.com/spreadsheets/d/1t-PAZ5Ijit2bSzaxbkQcnJ2xPryKsr9gjSZT9wlF9UU/pubchart?oid=1564875753&format=interactive
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公立学校のWindows OS種別比率の経年変化グラフ
公立学校の教育用コンピュータの内,クラス用(普通教室)の台数
(小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校)

文部科学省「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」の経年データをグラフ化したものです。

なお,平成17年度調査までは「普通教室の現有台数」で,平成18年度調査から「教育用コンピュータのうちクラス用台数」を元データとしています。

教育情報化実態等調査の経年グラフ01


【上】https://docs.google.com/spreadsheets/d/1t-PAZ5Ijit2bSzaxbkQcnJ2xPryKsr9gjSZT9wlF9UU/pubchart?oid=570574165&format=interactive
【下】https://docs.google.com/spreadsheets/d/1t-PAZ5Ijit2bSzaxbkQcnJ2xPryKsr9gjSZT9wlF9UU/pubchart?oid=1094520320&format=interactive
【下:平成12年調査以降】https://docs.google.com/spreadsheets/d/1t-PAZ5Ijit2bSzaxbkQcnJ2xPryKsr9gjSZT9wlF9UU/pubchart?oid=1306471064&format=interactive
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公立学校のコンピュータ整備台数と周辺機器整備台数
(小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校)

文部科学省「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」の経年データをグラフ化したものです。別の記事でまとめたデータをもとに作図しています。

 コンピュータ整備台数は教育用と校務用の総計です。
 コンピュータ周辺機器については調査結果がH12年度から公表されたためH11年度までの結果は含まれていません。

 周辺機器に関して言えば,「普通教室数」に達している機器が一つもないということに留意しなければなりません。「1人1台」といった理想を掲げるよりも遥か手前の「1教室1台」の目標も達成することができてない現実は,教育機会均等とそのための条件整備を特徴とした日本の学校教育にとってあるまじき状況であることを受け止めるべきでしょう。

 タブレット端末が,デジタルカメラ,デジタルビデオカメラ,場合によっては実物投影機やスキャナの代替さえできてしまいそうな機器のため,こうした周辺機器の整備も曖昧になりがちです。もし代替するとしても,アプリの導入や設定,様々な使途を実現するための部品や什器のことを考慮しなければ,その目論見は実現しませんし,1台で何役できるとしても,一時にできることは一役でしかないことを忘れてはなりません。