1989年(平成1年)

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昭和天皇崩御ののち,平成という時代区分が始まった(19890108)。

3月には臨時教育審議会(1984-1987)を踏まえて改訂された学習指導要領が告示された。この改訂によって情報化への対応が図られ,中学校の技術・家庭科では「情報基礎」という領域が新設されたことを始めとして,学習指導要領における情報教育の取り扱いが始まったといえる。

パーソナルコンピュータ分野の時代状況としては,NEC PC-9800シリーズとMS-DOS環境全盛の時代であり,スタンドアロンでアプリケーションソフトウェアを利用することが基本であった。また,デスクトップ型のみならずラップトップ型が急成長を始めていた。当時,CECが取り組んでいた教育用コンピュータ標準機に関しては,メーカー12社の試作機を検討して仕様を策定する作業が難航し,検討対象の一つである国産コンピュータOSのトロンをめぐって様々な憶測もめぐらされた。

電話回線を使ってホストコンピュータと接続するパソコン通信も普及を始めていたことから,ネットワークを介した情報交換やコミュニケーションを行なう活動も広がっていた。インターネットはまだ一般で利用されるに至っておらず,www技術も考案されたばかりの頃であった。

出来事

年月日 出来事
1989 教育方法開発特別設備補助継続
1989 「新通商法スーパー三〇一条(不公正貿易慣行国に対する報復強化条項)」を発動
1989 CompuServeとインターネットが接続される
1989 「アシストカルク」「アシストワード」「ALL IN ONE」
1989 LCDプロジェクター
1989 ドメイン名が.JUNETから.JPへ移行
1989 KiT登場
198901 PC-386シリーズ発売
198901 教育改革の実施に関する特別調査研究
19890108 平成へ
19890115 WIDEプロジェクトがハワイ経由対米専用線接続
198902 FM TOWNS発売
198903 学習指導要領改訂(小中高等校)
198903 幼稚園教育要領改訂
198903 www考案
1989030 記事「米、半導体シェアで対日不満 追加制裁を検討 通商代表ら言明」
198904 消費税開始
198904 「一太郎Ver.4」発売
19890421 ゲームボーイ発売
198904 EDUCOM社前身の組織が創業
19890427 松下幸之助死去
19890429 「外国貿易障壁報告書」発表
198905 PC-98DO発売
198905 PC-386LS発売
19890511 「外国貿易障壁報告書」に対する反論書が明らかに
19890525 新通商法スーパー三〇一条(不公正貿易国・慣行の認定と制裁条項)の日本への適用正式決定
19890530 書籍『コンピューター教育標準用語事典』
19890531 書籍『パソコン通信事始め』
19890531 書籍『はじめて読むマシン語』
198906 天安門事件
198906 ゲームボーイ版「テトリス」発売
19890603 総理大臣 宇野宗佑
19890615 「教育用パソコンへのトロン推薦取り止め」報道の否定
198907 J-3100SSダイナブック発売
198907 ダイヤルQ2サービス開始
19890707 「CECコンピュータ教育シンポジウム'89」
19890726 「朝日CAIシンポジウム'89」
19890810 総理大臣 海部俊樹(第1次)
198908 Macintosh IIcx日本語版発売
198908 最初の国際的なIP接続
19890821 シンポジウム「ニューメディア,コミュニケーションそして教育」大阪会場
19890826 シンポジウム「ニューメディア,コミュニケーションそして教育」東京会場
198910 「一太郎dash」発売
198911 PC-9801N発売
198911 Macintosh IIci日本版発売
19891110 ドイツ ベルリンの壁崩壊